スクロールするだけでしんどくなる日がある
シングルマザーにとって、SNSは
「孤独が紛れる場所」であり、
同時に「孤独を強める場所」にもなります。
- 家族写真
- 幸せそうなご飯
- 旅行の投稿
- 幼稚園・小学校のイベント投稿
- 恋人との写真
- 同年代のママたちのキラキラ生活
スマホを開いただけで心がザワつく日。
スクロールするほど、胸の奥が重くなる日。
今日は、そんなSNS疲れの“正体”と、
疲れないために私が実際にやめたことをまとめます。
■SNSで疲れる理由①:シングルマザーは“比較されやすい立場”だから
SNSはどうしても
“誰かと比べてしまう装置”です。
シングルマザーは、生活の構造上、
- 時間がない
- お金に余裕がない
- 頼れる大人が少ない
- 行事がしんどい
- 家族写真を作りづらい
- 自分の時間がほぼない
こうした現実があるため、
SNSに向いていない時期があります。
周りと自分の生活が違いすぎて、
比較の痛みがダイレクトに来る のです。
■SNSで疲れる理由②:相手の“良い瞬間だけ”を見る仕組みだから
SNSは、生活のキラッとした部分だけ切り取られています。
- うまくいってる瞬間
- 笑ってる写真
- 家族が仲良い時間
- 美味しそうなご飯
- 楽しい休日
でもその裏には、
喧嘩や涙や不安や疲れも当然ある。
ただ、それが見えない。
“良いところだけ比べてしまう”
これがSNS疲れの大きな原因です。
■SNSで疲れる理由③:ママ友・元夫・仕事関係…見られたくない相手が多い
シングルマザーのSNSで大きな問題は、
“見せたくない相手が多すぎる”こと。
- 元夫
- 元義家族
- ママ友
- 職場の人
- PTA関係
ちょっとした発言が誤解されてトラブルになることもあります。
だから、
「本音で書けない場所」=疲れやすい場所
になりやすい。
■SNSで疲れる理由④:夜に見ると孤独と不安が増幅される
夜はシングルマザーにとって一番弱くなる時間帯。
そこにSNSを重ねると
- 他の家庭とのギャップ
- 誰とも話せない孤独
- 自分の生活への焦り
が一気に押し寄せます。
特に夜のSNSは
“心の体力”を一気に削ります。
■SNSで疲れる理由⑤:承認欲求より“安心欲求”のほうが強いから
シングルマザーは、普段から誰にも褒められません。
- ご飯作っても
- 仕事頑張っても
- 子どもを送迎しても
- 一日を必死にこなしても
誰も「お疲れさま」と言ってくれない。
だからSNSで少し褒められると嬉しいけれど、
同時に“もっと認められたい自分”がしんどくなることもあります。
承認欲求より、
“安心したい”欲求のほうが強くなる時期、絶対あります。
■SNS疲れを減らすために私が“やめたこと”
ここからは、実際に私がやめて心が楽になったことです。
■やめたこと①:幸せそうな投稿を“無理に見る”こと
→ 遠慮なく非表示にした
他の家庭の幸せは、今の自分の生活とは別の話。
自分を守るために
“見ない”のは立派な選択です。
■やめたこと②:「いいねの数=価値」と思うこと
→ SNSの数字は生活に関係ない
生活が回っているかどうかが一番大事。
SNSの数字が少なくても、
あなたの価値は一切変わりません。
■やめたこと③:夜にSNSを開くこと
→ 夜のSNS禁止ルールを作った
夜は不安が増大する時間帯。
寝る前のSNSは、確実に心を削ります。
かわりに
- ラジオ
- ゆるい動画
- 読書
- ストレッチ
など、心が穏やかになるものへチェンジ。
■やめたこと④:余計なフォロー
→ 役に立たないアカウントは全削除
フォローする人は“今の自分にとって必要な人だけ”。
見て疲れるアカウントは、そっと距離を置きました。
■やめたこと⑤:ママ友のSNSを義務感で追う
→ 距離を取ってOK
無理に関係を保つ必要はありません。
SNSでつながっていなくても、実生活にはほぼ影響ありません。
■やめたこと⑥:キラキラした自分を演じること
→ “疲れた日”もそのままでいい
飾らなくていい。
頑張ってるだけで十分です。
■まとめ:SNSは“使い方”を変えるだけで心が軽くなる
シングルマザーがSNSで疲れるのは、
- 比較されやすい立場だから
- 相手の良い瞬間だけ見る構造だから
- 本音で発信しづらいから
- 夜の孤独に重なるから
- 承認より安心を求めているから
これはあなたの弱さではなく、
SNS側の仕組みの問題 です。
負担を減らすコツは、“やめること”を決めること。
- 見ない
- 比べない
- 数字を追わない
- 夜に開かない
- 必要な人だけ見る
これだけで、
SNSは“あなたを傷つける場所”から
“必要なときだけ使うツール”に変わります。
今日から少しでも心が軽くなりますように。
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