(仕事と育児の両立に悩むシングルマザーのあなたへ)
保育園の玄関で「ママ、行かないで!」と泣き叫ぶ我が子を先生に引き離される瞬間の胸の痛み。
駅までのダッシュで汗だくになり、満員電車の窓に映る疲れ切った自分の顔を見て、ふと「なんでこんなに必死なんだろう」と涙がこぼれそうになったこと、ありませんか?
世間は簡単に「仕事と育児の両立」と言いますけど、私たちシングルマザーにとっては、まるで綱渡りをしながら片手でお手玉をしているようなもの。
落ちたら終わりのプレッシャーの中、毎日必死に戦っています。
だからこそ、私が伝えたいのは「もっと頑張るための時短術」じゃなくて、「罪悪感を持たずに諦める勇気」です。
今回は、私が実際に手放したものと、それによって守られた心の平穏についてお話ししますね。
手作りご飯の呪縛を手放した日

仕事でクタクタになって帰ってきてから、野菜を切って炒める。平日の夕飯作りは、正直、苦行でした。
私もかつては「子どもには手作りを」と自分を追い詰めていました。
でもある日、疲れすぎてスーパーのコロッケをパックのまま出したんです。
すると子どもが「ママ、今日のコロッケおいしいね。一緒に食べよう?」と言ってくれて。
その瞬間、ハッとしました。
子どもが欲しかったのは、完璧な栄養バランスの料理じゃなくて、イライラしていないママと一緒に食べる時間だったんだと。
それからは、平日の料理を諦めました。
スーパーの惣菜は立派なメインディッシュ。
冷凍餃子は焼くだけで助かる神の味方。
カット野菜は包丁を使わない贅沢です。
これらは手抜きじゃなくて、ママの笑顔を守るための大切な「危機管理コスト」。
パックのままでも、あなたが笑っていられれば食卓は豊かになりますよ。
37.5度の呼び出しに怯える日々

仕事中に保育園から電話がかかってくると、心臓がキュッと縮み上がる感覚。
何度経験しても慣れませんよね。
早退のたびに同僚の視線が気になって、「すみません、すみません」と謝り続ける自分が自己肯定感を削られていくのを感じます。
でも、子どもが病気になるのは誰のせいでもない。
私もある時から、職場での気持ちを少し変えました。
謝るよりも感謝を伝えるようにしたんです。
例えば、「すみません、帰ります」じゃなくて、「急な対応ありがとうございます。本当に助かります」と。
そして、元気な時は誰よりもテキパキ働き、誰かが休んだ時はカバーする。
そうやって平時の信頼を少しずつ積み重ねていく。
もちろん、それでも嫌な顔をする職場なら、そこに無理に居続ける必要はないのかもしれません。
散らかった部屋と向き合う心の余裕

「部屋の乱れは心の乱れ」なんて言葉がありますけど、私たちシングルマザーの場合は違います。
部屋が散らかっているのは、ママが必死に仕事を頑張った証拠です。
洗濯物がソファに山積みでも、床におもちゃが散らかっていても、誰も死にません。
私は「週末にまとめてやればいい」「今日はルンバがさぼってることにしよう」と割り切っています。
家事の合格ラインは「衛生的に問題ないレベル」まで下げていいんです。
子どもが寝た後のわずかな時間、洗濯物を畳むよりスマホで好きな漫画を読む10分を選ぶこともあります。
その10分が、翌朝子どもに優しく「おはよう」と言うためのエネルギーになるからです。
あなたはもう、十分すぎるほど頑張っている

「仕事も育児も中途半端だ」と自分を責めないでください。
ひとりで家計を支え、子どもの命を守り、社会の中で働いている。
それだけで、あなたはとてつもない偉業を成し遂げています。
今日、子どもはお腹いっぱいご飯を食べられましたか?
暖かい布団で眠れていますか?
もしそうなら、今日の仕事と育児の両立はもう「大成功」です。
散らかった部屋は見なかったことにして、今夜は泥のように眠りましょう。
明日もまた、戦いは続きますから。


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