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ひとり親手当だけじゃ足りない!副業で月5万円稼ぐための私のリアルな体験談

— シングルマザーナビ編集部スタッフより、子どもを寝かしつけた後の静かなキッチンで、ふと考えたことがあるあなたへ —

児童扶養手当だけでは、本当に足りない。月43,160円をもらっても、家計は赤字。そんな現実に直面した私は、副業を始めることに決めました。今では月5万円の副業収入があり、生活が劇的に変わりました。今日は、その全手順をお話しします。

目次

副業を選ぶ基準を決める

まずは、自分に合った副業を選ぶための基準を考えることが大切です。時間的制約を理解することから始めましょう。

時間的制約を理解する

子どもを寝かしつけた後の夜間や休日に使える時間は限られています。例えば、時給1,000円の副業で月5万円を稼ぐには、50時間必要です。果たして、その時間を捻出できるのか、現実的に考えてみてください。

子どもの成長段階によって、使える時間は大きく変わります。保育園の時と小学校に上がってからでは、全然違いますよね。この現実的な計算が、副業選びの第一歩です。

スキルを活かすか、新しいスキルを学ぶか

次に、自分が持っているスキルを活かすのか、新しいスキルを学ぶのかを考えます。既に持っているスキル(WordPress、ライティング、Excelなど)で稼ぐのか、それとも新しいスキルを学んで稼ぐのか。

新しいスキルを学ぶ場合は、「どれだけの学習期間が必要か」も計算しておくことが重要です。即座に稼ぎたい場合は、既存スキルの活用が現実的です。

初期投資の有無

副業を始めるにあたって、初期投資が必要かどうかも考えましょう。完全に無料で始められる副業(ライティングやアンケートなど)か、教材購入やツール費用が必要か。

月5万円の副業を目指すなら、初期投資は最小限に抑えることをおすすめします。ROI(投資対効果)が悪くなってしまいますから。

私が選んだ副業:ブログ記事のライティング

私が選んだのは、ブログ記事のライティングです。クラウドソーシングサイトに登録して、初めての一歩を踏み出しました。

クラウドソーシングサイトに登録

ランサーズやクラウドワークスなどのサイトに登録し、初期投資ゼロで始めることができます。プロフィールやポートフォリオをしっかり作成することが重要です。

私は「シングルマザーの教育ブログ運営経験あり」「記事作成1,000本以上」という経歴をアピールしました。その結果、高単価の案件が舞い込むようになりました。

低単価案件からスタート

最初は「1文字1円」という低単価からスタートしましたが、実績を作ることが目的です。5件、10件と案件をこなしていく中で、クライアントからの評価が上がります。

その評価が次の高単価案件につながります。最初の3ヶ月は「月5千円程度」でも、諦めずに続けることが大切です。忍耐が必要ですね。

特定のジャンルに特化する

「なんでもOK」というライターよりも、「シングルマザー向けの記事が得意」という専門性がある方が単価が上がります。実際、私は「シングルマザー向けの記事」に特化することで、単価が1文字3円~5円にまで上がりました。

月5万円達成までのプロセス

私が月5万円を達成するまでのプロセスを振り返ります。

最初の3ヶ月:月5千円程度

この期間は、低単価案件を月に20~30件こなしました。子どもを寝かしつけた後の22時~24時に毎日1時間、休日は朝の1時間を使って、月5千円程度の収入を得ていました。

この段階では「稼ぐ」というよりも「実績を作る」という意識が重要です。

4ヶ月目~6ヶ月目:月2万円程度

クライアントからの評価が上がり、リピート案件が増え始めました。特定のクライアントから「毎月継続で5記事書いてほしい」という依頼が来るようになり、月2万円のレベルにまで達しました。この時期は「もう少しで目標」という手応えが感じられました。

7ヶ月目~9ヶ月目:月3万円程度

継続案件が3つになり、単価も上がり始めました。1記事3,000円~5,000円という案件が増え、月に10~15記事程度で月3万円を達成しました。この頃には「副業をやっている実感」が湧き始め、子どもにも「ママは仕事してる」と認識されるようになりました。

10ヶ月目以降:月5万円達成

新規クライアントの開拓や単価交渉、継続案件の増加など、複数の施策が重なり、ついに月5万円に到達しました。この段階では「安定して月5万円を確保できる」という状態になっていました。月によって3万円~7万円のブレはありますが、基本は5万円という感覚です。

月5万円稼ぐための工夫

私が実践している月5万円を稼ぐための工夫を紹介します。

執筆スピードを上げる

最初は「1文字3円の案件に6時間かかる」という状況でしたが、経験を積むことで「同じ案件に3時間」で完結できるようになりました。執筆スピードが上がれば、同じ時間で2倍稼げる状況が生まれます。

テンプレートを作る

毎回「ゼロから構成を考える」のではなく、得意なジャンル用のテンプレートを作ることで、執筆効率が30%以上上がりました。私の場合、「シングルマザー向け記事のテンプレート」があるおかげで、執筆がスムーズに進みます。

クライアントとの関係を大事にする

単価交渉や新案件の提案など、クライアントとの信頼関係があるからこそ「次の仕事」が生まれます。単発で終わらせずに「長期的なパートナー」という意識を持つことが、安定収入につながります。

ライティング以外の副業オプション

ライティング以外にも、副業の選択肢はあります。

note.comでの有料記事販売

自分の経験を有料記事として売ることも可能です。月10本程度の記事販売で、月2万円~3万円の副収入が期待できます。ただし、「売上0円」の月もあるので、安定性という点ではライティングより劣ります。

ブログのアドセンス収入

自分のブログに広告を貼り、クリック数で稼ぐ方法もありますが、月5万円稼ぐには「月50万PV程度」が必要です。その規模に到達するまでに1年以上かかることがほとんどなので、即座に月5万円を目指すなら現実的ではありません。

画像素材販売

シャッターストックやピクスタなどで、子どもの写真以外で「販売可能な画像」があれば、月5千円~1万円程度の副収入も可能ですが、継続的な収入という点ではライティングに劣ります。

税務関連の注意点

副業を始めるにあたって、税務関連の注意点も知っておく必要があります。

年間20万円以上の所得は申告義務

副業で月5万円稼いでいれば、年間で60万円の所得になります。この場合、確定申告の義務が生じます。税務署への申告や区役所への住民税申告が必要ですので、事前に税理士に相談しておくとスムーズです。

経費の計上を忘れずに

ライティング用のパソコンやインターネット回線費用の一部、学習用教材など、副業関連の経費は計上できます。これを忘れずに行うことで、課税所得が下がり、児童扶養手当の減額を最小限にできる可能性もあります。

副業を続けるモチベーション

副業を続けるためのモチベーションをどう保つかも大切です。

「月5万円」の使い道を決める

副業で稼いだ5万円をどうするのか、具体的に考えてみましょう。子どもの教育費に回すのか、貯金するのか、自分のケアに使うのか。その「使い道」を決めることで、「何のために副業をやっているのか」が明確になります。

子どもに「親の頑張り」を見せる

副業をしている姿を子どもに見せることで、親の努力を教えることができます。子どもも「ママは頑張ってる」と認識し、「自分も頑張ろう」というモチベーションにつながることもあります。

最後に

月5万円の副業は「生活を変える」というほどではないかもしれませんが、「月5千円足りない」という状況を「月5万円プラス」に変える、その差は心理的に大きいです。実家に頼れなくても、頑張れば「自力で稼ぐ」ことは可能です。その経験が「親の自信」に繋がり、子どもへの接し方も変わっていくでしょう。

副業は「つらいもの」ではなく、「自分の価値を実感できるもの」。その視点で副業に取り組むことが、月5万円達成の秘訣だと思います。

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この記事を書いた人

シングルマザーナビ編集部です。
私たちは “何人かのシングルマザーで運営している小さな編集部” です。

それぞれ働き方も、子どもの年齢も、抱えてきた事情もバラバラ。
でも、夜中のキッチンでスマホを握りしめて検索したあの不安や、
通帳の残高を見てため息をついた日、
子どもに不意打ちで「なんでパパいないの?」と言われて固まった瞬間──
そういう“誰にも言えない体験”は共通していました。

ここでは、私たちが実際に味わってきた悩み・やらかし・小さな成功体験を、
専門家ぶらずにそのまま書いていきます。
「制度の情報」と「心が折れた瞬間」を、ちゃんと並べて置いておける場所にしたいと思っています。

ひとりで踏ん張っているあなたが、
少しでも呼吸しやすくなる記事を届けられたらうれしいです。

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