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ニュースの怖さに押しつぶされそうな夜に、シングルマザーが心を守る3つのこと

— シングルマザーナビ編集部スタッフより、スマホの画面を伏せたあなたへ —

夜、子どもが寝静まったあとに何気なくニュースを見て、胸がざわついてしまったこと、ありませんか?

「シングルマザーの貧困率が過去最悪」 「同居している男性が子どもを虐待」 「無理心中の悲劇」

そんな見出しを目にするたびに、まるで自分の未来を見透かされたようで、息苦しくなってしまう。
「私もいつかああなるんじゃないか」
「自分の選んだ道が子どもを不幸にしてしまうんじゃないか」

その気持ち、痛いほどわかります。メディアは不安を煽るのが仕事みたいなところがあって、知らず知らずのうちに心が疲れてしまう。でも、そんな情報に飲み込まれて、今ここにある小さな幸せまで見失ってしまうのは、本当にもったいないことなんです。

目次

夜10時を過ぎたら、スマホをそっと置く時間をつくる

夜は、心が一番弱くなる時間帯。私も何度か、夜中にニュースを見ては気が遠くなりそうになったことがあります。ある晩、寝顔を見ながら「こんな怖いことばかり見ていても仕方ない」と思い、スマホをテーブルに置いた瞬間、肩の力がふっと抜けたのを覚えています。

だから、夜10時を過ぎたらニュースやSNSは見ないと決めています。代わりに、子どもが好きな絵本を読んだり、好きな漫画をパラパラめくったり。お笑いの動画や動物の映像を見て、少しだけ心を休める時間にしています。

「世の中のことを知らなきゃ」と思う気持ちもわかるけど、本当に大切なことは翌朝、誰かが教えてくれるもの。夜は自分の心を守るために、情報をシャットアウトする時間が必要なんです。

ニュースは『極端な例』だと割り切ること

メディアが取り上げるのは、いつも最悪のケースや極端な出来事ばかり。普通に毎日を過ごしている私たちのようなシングルマザーの生活は、ニュースにならないんですよね。

編集部の私も、かつてはニュースの悲劇を自分の未来だと思い込んでしまい、夜も眠れない日がありました。でも、あるとき気づいたんです。私が虐待しているわけでもないし、子どもにご飯をちゃんと食べさせている。それが今の私の現実だと。

ニュースの中の出来事は、あくまで一例。自分の生活と切り離して考えられるようになると、少しずつ心が軽くなりました。

今、目の前にある温もりを感じる

不安に押しつぶされそうになったら、スマホを置いて、寝ている子どもの手やほっぺたにそっと触れてみてください。私も何度もそうしてきました。冷たくなりがちな指先が、ほんのり温かい。寝息がスースーと聞こえてくる。

その温もりが、何よりも確かな現実なんです。ネットの中の「貧困」や「孤独」という文字よりも、目の前にあるこの温かさのほうがずっと強い。

「私たちは今、ここで生きている」そう静かに確認して、ゆっくり目を閉じてください。私も正直、毎日クタクタだけど、今日もご飯を食べさせて寝かしつけた。それだけで、もう100点満点なんですよね。

— シングルマザーナビ編集部スタッフより、夜遅くまで起きているあなたへ —

無理しなくていいです。心が疲れたら、そっとスマホを置いて、目の前の小さな幸せに触れてみてくださいね。

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