クリスマスケーキが買えない私の気持ち

クリスマスケーキが買えないことで感じる罪悪感、共感しますよね。
12月になると、スーパーの棚に並ぶキラキラしたクリスマスケーキを見るたびに、胸が締めつけられます。
子どもが「あのケーキがいい!」と指をさす姿を見て、財布の中身を思い出すと、心が重くなってしまいます。
私の現実は、あの豪華なケーキを買う余裕がないということ。
だから、100均で300円から500円の小さなケーキを買って、クリスマスの日に「これが今年のケーキだよ」と渡すんです。
子どもは喜んで食べてくれるけど、私の胸にはいつも深い罪悪感が残ります。
親の努力不足ではない

クリスマスケーキが買えないのは、親のせいではありません。
まず、はっきりさせておきたいのは、クリスマスケーキが買えないことは決して「親の努力不足」や「無駄遣いのせい」ではないということです。
むしろ、それは親の給与が低く、生活が厳しいことを示す一つのサインなんです。
クリスマスケーキは多くの家庭で、ただの食べ物以上の意味を持っています。
物質的な必要性だけでなく、子どもにとっての「特別な日」の象徴でもあるのです。
だからこそ、それを買えない状況は、経済的な余裕のなさを如実に表しています。
経済的な現実
例えば、月の手取りが18万円以上あれば、2,000円から3,000円のケーキを買うのはそこまで負担になりません。
でも、12万円から16万円の収入だと、その金額は生活費の中でもかなり大きな割合を占めてしまいます。
そんな中でクリスマスケーキにお金を回すのは難しいですよね。
100均のケーキを選ぶときの心の痛み

本当はデパートのケーキを食べさせてあげたいのに、それができないから、せめてクリスマスの雰囲気だけでもと、安いケーキで代用します。
そうすると「親として失格なんじゃないか」という自責の念が胸にのしかかるんです。
子どもが「いつもと違う」と気づかないか、不安になることもあります。
実際、子どもが「これ、いつもと違うね」と言ったとき、私は「今年は特別なケーキなんだよ」と嘘をついてしまうことがありました。
その瞬間、胸がギュッと締めつけられて、涙が出そうになることもありました。
親としての価値を見失う瞬間

クリスマスケーキが買えないと、「子どもに当たり前のことをしてあげられない親」という気持ちが積み重なっていきます。
その結果、「自分は親として失格だ」と深く自己否定してしまうこともあります。
そういう感情は、誰にも言えずに一人で抱えてしまいがちですよね。
社会の現実を映し出すクリスマスケーキ
クリスマスケーキが買えないことは、単なる家計の苦しさを超えて、「貧困」が見える形で現れます。
クリスマスケーキは、多くの中流家庭が当たり前に買うものとして社会に認識されています。
それが買えないことは「自分たちは社会の中で取り残されている」というメッセージのように感じてしまいます。
子どもが保育園や学校で友達の話を聞くとき、「うちは違う」と感じることもあります。
友達が話すデパートのケーキや有名店のケーキの話を聞いて、子どもは「うちは貧しいんだ」と思い込んでしまうこともあるんです。
100均のケーキでクリスマスを守る親心

それでも、クリスマスという「子どもにとって特別な日」を諦められません。
だから、できる範囲でクリスマスの雰囲気を作ろうとするんです。
親が一番怖いのは、子どもを失望させること。
ケーキがないことで子どもが悲しむのを見たくないから、たとえ100均のケーキでも「クリスマスケーキ」として用意します。
根っこには「親としての責任を果たしたい」という気持ちがあって、子どもにクリスマスの特別な時間を届けたいという願いがあるんですよね。
罪悪感と向き合うことの難しさ

100均のケーキを「特別だよ」と言うとき、子どもに嘘をついている罪悪感が胸に残ります。
自分の経済的な状況のせいで、子どもに貧しい体験をさせているという思いが強くなることもあります。
私自身、そんな時は「自分の人生が失敗だった」と感じてしまって、夜中に涙が止まらなかったこともありました。
でも、そんな気持ちを抱えながらも、なんとかやっていけるものなんですよね。
少しずつできることを考える時間

100均のケーキを選ぶことは、決して悪いことではありません。
限られた予算の中で、子どもにクリスマスを届けようとする親の精一杯の努力の証です。
その選択を自分で認めることも大切だと思います。
また、子どもに正直に話す勇気も時には必要かもしれません。
「今月はお金が少なくて、このケーキにしたけど、一緒に食べられて嬉しいね」と伝えることで、子どもは親の正直さを感じ取ってくれることもあります。
子どもに伝えたい、本当に大切なこと

何よりも大切なのは、子どもに「クリスマスは家族が一緒にいることが一番大切なんだよ」と伝えることです。
ケーキの値段じゃなくて、みんなで笑い合う時間が宝物なんだと伝えられたら、子どもの心に深く残ると思います。
最後に:100均のケーキは親の愛情の形

私も何度も心が折れそうになりました。
でも、100均のケーキを子どもに渡す瞬間は、親としての愛情を示す大切な瞬間でもあるんです。
限られた中で子どもにクリスマスを届けようとする、その気持ちは決して失敗ではありません。
「これが私たちのクリスマス」と受け入れること。
その中で子どもは親の愛情を感じ取ってくれる。
クリスマスケーキが買えないからといって、親として失格なんかじゃない。
むしろ、そんな中で本当に大切なことを伝えられる親なんだと思います。
正直、毎日クタクタだけど、今日もご飯を食べさせて寝かしつけた。それだけで、もう100点満点なんですよね。


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