MENU

実家に頼れないシングルマザーが絶対に用意しておくべき必須アイテム

目次

— シングルマザーナビ編集部スタッフより、夜中の孤独を感じたあなたへ —

実家が遠かったり、親との関係が複雑だったり、あるいは両親がいなかったり。そんな状況にいるシングルマザーの私は、孤独を感じることが多いです。実家に頼れないからこそ、自分たちで全てを準備しなければなりません。今日は、私が実際に経験した中で「これだけは絶対に用意しておくべき」という必須アイテムについてお話しします。

緊急時のための準備

子どもの一週間分の着替え

実家に頼れないなら、一週間分の着替えをいつでも出せるようにしておくことが大切です。子どもが急に風邪をひいたり、嘔吐したりすることもありますよね。その時に「洗濯が追いつかない」という状況を避けるために、下着や靴下、肌着を含めた予備を用意しておくと、心が落ち着きます。

常備薬と医療用品

子どもの風邪薬、解熱剤、絆創膏、ガーゼ、テープなど、急な体調不良に備えて常備薬を揃えておくことも重要です。私も、子どもが急に熱を出した時に、病院に行く前に「とりあえず対応できる」という状態を作っておくことで、少し安心できました。自分自身の風邪薬も忘れずに。自分が倒れてしまうと、子どもの世話ができなくなりますからね。

子どもの医療記録

いつどんな病気をしたか、アレルギーはないか、その記録をいつでも提示できるようにしておくことも大切です。親が急に倒れた時や病院に行った際に「子どもの医療情報」が必要になります。ノートに書いておくか、スマートフォンに保存しておくと便利です。この情報が、時には命を救うこともあるかもしれません。

経済的な準備

3ヶ月分の生活費の貯金

理想は半年ですが、最低でも3ヶ月分の生活費を貯金しておくことが重要です。自分が仕事を失ったり、病気で働けなくなった時に「どうしよう」とならないための防衛線になります。実家に頼れないからこそ、この貯金が「命綱」になるのです。

クレジットカードと借入枠の確保

良いクレジットカード会社を選ぶことも大切ですが、「いざという時に借りられる」という枠を持っておくことが重要です。緊急の医療費や車の修理、急な出費に備えて、借りられない状況は避けなければなりません。使わないのが一番ですが、「いざという時に使える」という心の余裕が、私たちシングルマザーの精神衛生にとっても大切です。

保険の確認と加入

子どもの医療保険や親の生命保険についても確認しておきましょう。特に「親が亡くなった時に、子どもが困らない額の生命保険」は必須です。実家に頼れないなら、保険が親代わりになってくれることを忘れないでください。

生活を支えるアイテム

ホットクック、洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機

これらの家電は、実家に頼れない私たちにとって「いのち」です。時間を短縮できる家電があるだけで、自分が倒れる確率が下がります。完全に優先順位の高い投資だと思います。

子どもの学用品の予備

鉛筆やノート、消しゴムなど、子どもが「なくなった」と言った時に「買いに行く時間」がないことがあります。だから「いつでも補充できる」という状態を作っておくことが大切です。子どもが「欲しい」と言った時に「ママ、今は忙しい」と言わずに済む環境を作る工夫が、親子関係を良好に保つポイントです。

子どもの食事の質を上げるアイテム

冷凍野菜や冷凍うどん、レトルトカレーなど、「今日は何も作れない」という日が必ず来ます。その時に「栄養のあるもの」を提供できるアイテムを揃えておくことが大切です。完全な手作りを目指さない柔軟性が、私たち親の心の余裕を生み出します。

心のサポート体制

オンラインコミュニティの参加

月数千円で、同じシングルマザーと繋がれるコミュニティに参加しておくことをお勧めします。「実家に頼れない」という状況は、本当に孤立します。その孤立から救ってくれるのが「同じ立場の人との繋がり」です。実家の代わりに「コミュニティ」が機能することは、本当に大きいです。

カウンセリングサービスの情報確保

月3,000~5,000円で、心理士に相談できるサービスもあります。「実家に頼れない」という悩みを、プロに聞いてもらうことができるのです。その時間があるだけで「次も頑張ろう」という気持ちになれます。

緊急連絡先の確保

親戚や友達、子どもの学校など、「何か起きた時」に連絡できる大人のリストを作っておくことも重要です。自分が動けない状況を想定して、子どもが誰かに助けてもらえる環境を事前に整えておくことが、実家に頼れない親の責任です。

子ども自身の準備

子どもに「親が動けない時」の対応を教える

「ママが動けない時は、誰に連絡するか」「どうやって生活するか」を、子どもの年齢に応じて教えていくことが大切です。これは「親放棄」ではなく「子どもの成長」。その認識が大事です。

子どもの学校への情報共有

シングルマザーで実家に頼れないことや、緊急連絡先が親だけであることを学校に伝えておくことも忘れずに。「何か起きた時」に学校が「対応してくれる」という環境を作っておくことが、子どもの安全に繋がります。

最後に

実家に頼れないワンオペシングルマザーは、本当に大変です。でも「準備」をすることで「不測の事態」に対応できる力がつきます。全てを完璧に準備することはできませんが、「これだけは」というものを、一つ一つ用意していくことが、子どもを守る力になります。実家がなくても「子どもは育つ」という確信を持つために、準備をしておくことが、実家に頼れない親の戦略なのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

シングルマザーナビ編集部です。
私たちは “何人かのシングルマザーで運営している小さな編集部” です。

それぞれ働き方も、子どもの年齢も、抱えてきた事情もバラバラ。
でも、夜中のキッチンでスマホを握りしめて検索したあの不安や、
通帳の残高を見てため息をついた日、
子どもに不意打ちで「なんでパパいないの?」と言われて固まった瞬間──
そういう“誰にも言えない体験”は共通していました。

ここでは、私たちが実際に味わってきた悩み・やらかし・小さな成功体験を、
専門家ぶらずにそのまま書いていきます。
「制度の情報」と「心が折れた瞬間」を、ちゃんと並べて置いておける場所にしたいと思っています。

ひとりで踏ん張っているあなたが、
少しでも呼吸しやすくなる記事を届けられたらうれしいです。

コメント

コメントする

目次