食費3万円でも回る理由と、赤字を防ぐ“現実的すぎる節約法”
「年収300万円で、子どもを育てながら暮らしていけるの？」
「食費3万円って本当に可能？」
「他のシンママの家計を参考にしたい」
…こんな悩みで検索してきた人が多いと思います。
この記事では、実際に私が**年間300万円前後で生活していた頃の“リアル家計簿”**を公開します。
きれいごとは書きません。
“なんとか回していた”ギリギリアウト気味の部分も全部入れます。
また、Google検索でよく出てくる
「節約の教科書みたいな話」
ではなく、
シングルマザーが現場で生き抜くための“現実路線の節約術” を書いていきます。
■年収300万円シングルマザーの家計【月の固定費まとめ】
まずはこれがリアルです。
▶ 月の固定費（ひとり＋子一人）
- 家賃（2DK）：62,000円
- 電気：6,500円
- ガス：5,000円
- 水道：3,000円（隔月で6,000円）
- スマホ（UQ）：2,300円
- Wi-Fi：4,800円
- 保育料（補助あり時代）：0〜5,000円
- こども関連（給食費・習い事）：7,000〜12,000円
- 医療費：0〜2,000円
- 生命保険（掛け捨て）：1,500円
合計：95,000円前後
固定費は10万円以内に抑えないと生活が崩れます。
これはシングルマザー共通です。
■変動費はこうでした【食費3万円の現実】
▶ 変動費（月平均）
- 食費：30,000円
- 日用品：4,000円
- 交通費：3,000円
- 予備費：5,000〜10,000円
合計：約45,000円
■ではなぜ「食費3万円」で回ったのか？
結論から言うと、
✔ 手を抜けるところだけ全力で抜いた
✔ 食材を“時間の味方”に変えた
✔ 「作らない日」を組み込んだ
この3つを徹底したことで、
食費3万円＋メンタル温存が両立しました。
具体的に書きます。
■方法①：1週間で“作る日”は3日だけにする
これはシンママの鉄則です。
●作る
- 3日
●作らない（ラクする）
- 4日
「料理は毎日頑張るもの」という呪いを捨てた瞬間、
買い物・疲労・洗い物が一気に減りました。
■方法②：3万円の食費は“買い方”で決まる
✔ ①まとめ買いするのは週2回だけ
行くたびに余計なものを買うので、回数を減らすのが一番効く節約。
✔ ②肉は“使い回しやすい部位”だけ買う
買うのはほぼこれだけ。
- 鶏むね
- 豚こま
- 合挽き
これでほぼ全部の料理ができる。
✔ ③冷凍野菜とカット野菜が最強の味方
シングママにはこれ。
栄養はきちんとあるし、
時間の節約が一番の節約。
✔ ④子どもがよく食べる“固定メニュー”を3つだけ用意
- うどん
- 野菜スープ
- 卵料理
この3つがあれば生きていける。
■方法③：“豪華に見える日”を月2回作る
節約の最大の敵は「虚しさ」です。
だから、あえて
月2回だけ豪華な日を作る
ようにしました。
例：
- 1,000円分の寿司
- 少し良い肉
- お惣菜で楽する日
- デザート付きの日
子どもも喜ぶし、母親の心が折れない。
これが食費3万円を続けるコツです。
■方法④：調味料の種類を減らすと節約になる
調味料が多いと
- 買うお金
- 管理の手間
- 使い切れないストレス
が増える。
使うのはこの3つで十分。
- 醤油
- めんつゆ
- みそ
これで8割の料理ができてしまう。
■方法⑤：外食は“ポイント・割引・クーポンだけで行く”
外食は贅沢ではなく“ご褒美”です。
ただし、絶対に
- 誕生日
- イベント
- ポイント大量付与日
など、理由がある日だけにする。
外食依存をやめたら、
3万円食費は簡単に達成できます。
■方法⑥：家事の時間削減が食費削減につながる理由
不思議ですが、
家事の時間が長い＝無駄な買い物が増える
んです。
疲れる → 夕方の判断力が落ちる → 惣菜を買う
帰宅が遅い → 作りたくない → 外食する
だからこそ、
- 電子レンジ調理
- 炒めるだけ
- 焼くだけ
- 切らない野菜
こうした“疲れにくい調理”が、
食費にも効きます。
■補足：年収300万円のシングルマザーは支援制度を使うと安定する
シングルマザーは、
手取りだけで戦う必要はありません。
使える制度は、最大限使っていい。
- 児童扶養手当
- 児童手当
- 医療費助成
- 就学援助
- ひとり親控除
- 住宅補助（自治体）
年収300万円でも“生活が回る家庭”は、
制度と節約のW使いをしているケースがほとんどです。
■まとめ：食費3万円は“根性”じゃなく“仕組み”で作れる
食費3万円の秘訣は、
- 週2回だけ買い物
- 料理は3日だけ頑張る
- 冷凍野菜とカット野菜
- 固定メニューを持つ
- 豪華な日を月2回
- 調味料は3つでOK
- 家事の時間を減らす
- 制度は積極的に使う
どれも“頑張る節約”ではなく
“疲れない節約” です。
疲れない工夫こそ、
シングルマザーが続けられる節約。
あなたの生活も、
必ず少しずつ軽くなります。
コメント