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アプリじゃない出会いの見つけ方。シングルマザーのリアルな縁の拾い方

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— シングルマザーナビ編集部スタッフより、アナログ派のママへ —

マッチングアプリに登録してみたけど、なんだか続かなくてすぐ消しちゃった。そんな経験、私もあります。画面越しのやり取りはどこか冷たくて、心の距離が縮まらない感じがして。知らない人と会うことへの不安も、ずっと消えなくて。

それに、私たちシングルマザーにとっては、やっぱり「知っている人」や「日常の中で自然に顔を合わせる人」とのつながりのほうが、ずっと安心できるんですよね。

でも、仕事と家の往復、保育園の送り迎えにスーパーの買い物。そんな毎日の中で、どうやって新しい出会いなんて見つければいいのか、途方に暮れることも多いと思います。

私自身も、何度もそんな気持ちに押しつぶされそうになりました。ある夜、子どもの寝顔を見ながら「このままでいいのかな」とため息をついたこともあります。

今回は、私や周りのシングルマザーたちの実体験をもとに、アプリに頼らずに見つけられる、リアルな出会いの場所についてお話しします。無理せず、自然にできることばかりです。

1. 「昔の縁」が意外と頼りになる。地元や同窓生との再会

「昔の友達なんて、もう関係ないよ」と思うかもしれません。でも、実はシングルマザーの再婚や新しい出会いで一番多いのは、地元の友人や同級生からの紹介や再会なんです。

私も、成人式以来会っていなかった中学の同級生と、スーパーのレジでばったり会ったことがあります。彼は「お前、母ちゃんになったんだな」と笑いながら話しかけてくれて、その後も何度か相談に乗ってもらうようになりました。

昔からの知り合いだと、私たちの事情も自然に理解してくれて、「バツイチ子持ち」ということも周りが知っているので、いちいち説明しなくていいのが楽なんですよね。

大きな同窓会に参加しなくても、実家に帰った時に地元の友達に軽く連絡を取るだけでも、思わぬ縁がつながることがあります。私も最初は気が重かったけど、思い切って連絡してみてよかったと思っています。

2. 職場は意外と見逃せない「人となりが見える場所」

毎日過ごす職場も、出会いの場としては無視できません。社内恋愛は気まずいと思うかもしれませんが、仕事を通じて相手の人間性や責任感を自然に知ることができるのは、私たちにとって大きな安心材料です。

私が注目しているのは、イケメンかどうかよりも、トラブルが起きた時の対応。例えば、部下のミスをカバーしているか、理不尽なお客さんに冷静に対応しているか。結婚生活で感情的な言動に疲れた私たちには、そういう大人の対応が心に響きます。

きっかけは簡単でいいんです。残業後に「お疲れさま」と缶コーヒーを渡すだけでも、相手の目が変わることがあります。私も最初は緊張しましたが、少しずつ仕事仲間としての距離が縮まっていきました。

3. 子どもの習い事や地域の集まりも、見方を変えれば出会いの場

「習い事なんて自分の時間がないから無理」と思うかもしれません。でも、ここで言いたいのは、あなた自身の習い事ではなく、子どもの習い事や地域のコミュニティのことです。

送迎や見学に来るパパさんや、熱心なコーチなど、意外と男性の姿も見かけるものです。もちろん、既婚者のパパ友との関係は慎重にですが、ママ友を通じて「いい人がいたら紹介したい」と思ってくれていることもあります。

私も、ママ友に「そろそろパートナーがほしいな」と軽く話したことがきっかけで、紹介された人と少しずつ話すようになりました。無理に頑張る必要はないけれど、ほんの少しだけ心を開いてみるのも悪くないかもしれません。

ただ、子どものスポーツ少年団のコーチなどは保護者間のトラブルになりやすいので、まずは爽やかな挨拶から始めて、周りの空気をよく感じ取ることが大切です。

4. 行きつけのお店で、ゆるやかなつながりを育てる

これは少し勇気がいるかもしれませんが、自宅でも職場でもない「第三の場所」を持つことは、気持ちの面でも助けになります。

例えば、週末に子どもと行く図書館や、たまに顔を出す焼き鳥屋さん、顔なじみの八百屋さんなど。何度も通って「こんにちは」と挨拶を交わすうちに、自然と店員さんや常連客とのゆるい繋がりが生まれます。

私の知り合いは、子どもと通っていた定食屋さんで、常連の独身男性から「いつもお子さん、美味しそうに食べますね」と声をかけられたのがきっかけで、少しずつ仲良くなりました。

子どもがいることは、決してマイナスではなく、会話のきっかけになることも多いんです。「子どもが騒いでごめんなさい」と恐縮するより、「いつも優しくしてくれてありがとうございます」と笑顔で返すほうが、自然な温かさが伝わります。

最後に。アプリ以外で出会いをつかむために、たったひとつだけ必要なこと

スマホを置いて、顔を上げて歩くこと。これだけです。

スマホの画面ばかり見ていたり、眉間にシワを寄せてスーパーの棚を睨んでいたりすると、どんなに素敵な人がすれ違っても、縁はつながりません。

「今日はいい天気だな」と空を見上げるくらいの余裕を持つこと。そのほんの少しの隙間が、デジタルの画面には映らない、あなたの本当の魅力を周りに伝えてくれるはずです。

焦らなくていいんです。リアルな出会いは、忘れた頃にひょっこり顔を出すものだから。

正直、毎日クタクタだけど、今日も子どもにご飯を食べさせて寝かしつけた。それだけで、もう100点満点なんですよね。

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