(シングルマザーとしての仕事選びに悩むあなたへ)
シングルマザーとしての生活は、時に厳しい選択を迫られることがあります。
特に仕事選びは、私たちの生活に大きな影響を与える重要な決断です。
収入だけを重視して選んだ仕事が、実際には働きにくかったり、子どもとの時間を奪ったりすることもあります。
私自身も、何度もそんな経験をしてきました。
今回は、私が実際に経験した失敗や、周りのシングルマザー仲間から聞いた話をもとに、仕事選びで絶対に確認すべきポイントをまとめました。
これから仕事を探す方や転職を考えている方に、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
給料の額面だけで決めると失敗する理由

「月給25万円」と求人に書いてあっても、実際に手元に入るお金は全然違うことがあります。
私も「月給23万円」の求人に飛びついた結果、実は「残業30時間込み」で手取りは18万円程度。
毎日帰りが遅くなり、子どもとの時間がほとんど取れませんでした。
手取りと実働時間を計算することが大切です。
時給換算で考える
求人票を見たとき、まず確認したいのは額面から引かれる税金や保険料の額、残業代の扱い、そして月にどれくらいの残業があるのかです。
時給換算すると、実はパートの方が効率が良かった、なんてこともあります。
ボーナスの有無も重要
求人票の「年収」には注意が必要です。
ボーナスがあると、毎月の生活費はギリギリでも、ボーナスで学費や急な出費に備えられます。
年収276万円のボーナスなしの仕事と、年収280万円のボーナスありの仕事では、後者の方が貯金がしやすいです。
子どもの急な病気に対応できるか

シングルマザーにとって、「子どもが熱を出したときに休めるか」は死活問題です。
面接で必ず確認したいのは、子どもの病気で急に休むことがあっても大丈夫か、他にシングルマザーや子育て中の社員がいるか、欠勤したときのフォロー体制があるかです。
休みやすさが最重要ポイント
私の経験では、面接で「子どものことは仕方ないよね」と言ってくれた会社でも、実際に何度も休むと嫌な顔をされることもありました。
良い会社の見分け方として、面接官が女性で子育て経験があるか、子どもについて興味を持って聞いてくれるか、シングルマザーがいると教えてくれるかをチェックしましょう。
有給休暇の取りやすさ

法律上は有給休暇がありますが、実際に使えるかは別問題です。
有給消化率が50%以上で、当日の朝に有給を取れるか、半日休や時間休が取れるかを確認することが大切です。
子どもの急な発熱は前日には分かりませんから、当日の朝に「今日休みます」と言える職場かどうかが重要です。
働く時間帯が生活に合っているか

保育園や学童のお迎え時間を考えた働き方が必要です。
例えば、保育園のお迎えが18時までで、職場から保育園まで30分かかる場合、退勤時間は17時半までに設定する必要があります。
延長保育を使う場合も、料金がかかることを考慮して、収入がプラスになるか計算しましょう。
土日祝日は休めるか

子どもの行事は土日に集中しています。
運動会や学芸会、授業参観など、参加できないと子どもが寂しい思いをします。
私は以前、土日勤務の仕事をしていましたが、運動会に行けず子どもに泣かれて、結局転職しました。
給料は下がりましたが、子どもの笑顔には代えられません。
夜勤や早朝勤務の注意点

看護師や介護職など、夜勤がある仕事の場合は要注意です。
夜勤中に子どもを預ける場所があるか、夜勤明けの翌日、保育園の送迎は誰がするのか、体力的に続けられるかを確認しておきましょう。
夜勤手当で給料は上がりますが、体を壊したら元も子もありません。
職場の雰囲気と人間関係
実際に働いている人の様子を観察することも大切です。
社員の表情が明るいか、挨拶をきちんとしてくれるか、オフィスが整理整頓されているか、休憩室の雰囲気はどうかをチェックしましょう。
私の失敗談ですが、面接のとき誰も挨拶してくれない会社に入ったら、案の定人間関係が最悪でした。
女性が多い職場のメリット・デメリット

一般的に、女性が多い職場の方が子育てに理解があると言われますが、必ずしもそうとは限りません。
子育ての大変さを理解してもらえる一方で、独身女性や子なし女性との温度差や、マウンティング、派閥がある場合もあります。
大事なのは、「女性が多いかどうか」ではなく、「子育て中の社員が実際にいるかどうか」です。
長く働ける会社かどうか

シングルマザーは長期的に働くことを考えないといけません。
昇給制度があるか、パートから正社員になれるか、資格を取ったら給料が上がるかを確認しておきましょう。
私が今の会社を選んだ理由の一つは、パートで入っても1年後に正社員登用試験を受けられる制度があったからです。
退職金制度の有無
今は想像できないかもしれませんが、いつかは老後がやってきます。
退職金制度はあるか、何年働いたらいくらもらえるか、企業年金はあるかを確認しておくことが大切です。
若いうちは目の前の給料が大事ですが、40代50代になってくると、退職金の有無は大きな差になります。
通勤時間と交通費
通勤時間は短いほど良いです。
片道30分以内がベストで、1時間以上は避けた方が良いです。
通勤に往復2時間かかると、その時間を子どもと過ごせたのに、と後悔します。また、交通費が全額支給か、上限があるかも確認しておきましょう。
求人票で見るべき危険信号

求人票に「アットホームな職場」と書かれている場合、本当にアットホームならわざわざ書きません。
人間関係に問題があることが多いです。
また、「未経験大歓迎」や「やる気重視」といった文言も、離職率が高い可能性があります。
常に求人が出ている会社は、人が定着しない会社です。
面接で必ず聞くべき質問

面接は会社が私たちを選ぶ場でもありますが、私たちが会社を選ぶ場でもあります。
子どもの急な病気で休むことがあるが問題ないか、残業は月にどれくらいあるか、有給休暇は取りやすいか、他にシングルマザーや子育て中の社員はいるか、保育園の送迎があるが定時に帰れるかを聞いてみてください。
まとめ:自分と子どもに合った仕事を選ぶ

シングルマザーの仕事選びで一番大切なのは、「給料の高さ」ではなく「続けられるかどうか」です。
少し給料が安くても、子どもとの時間が取れて、急な休みにも対応してくれて、長く働ける会社を選んでください。
焦って決めて失敗すると、また転職活動をしなければなりません。
それは子どもにとっても、自分にとっても負担が大きいです。


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